PMIを経て異なる副業制度課題を融合させた運用、副業事故防止サービス「フクスケ」を導入

導入企業様情報
| 企業名 | 株式会社CARTA HOLDINGS |
|---|---|
| ビジネス形態 | 広告・マーケティング |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 部門 | HR本部 |
| 規模 | 1,492名以上 |
| 売上規模 | 259億 |
導入プロジェクトの概要
| 導入前の課題 | 経営統合後の2社の異なる副業制度のギャップ解消 |
|---|---|
| フクスケの支援 | 関連会社含む全社員向けの副業制度の刷新・導入支援 |
| 経緯 | 経営統合に伴う、制度の一元化 |
| 利用サービス | フクスケ(β)エンタープライズプラン |
望月 大輝さま
2015年に旧サイバー・コミュニケーションズ入社。人事に異動後、新卒採用から障害者採用など採用全般を担当。2021年CARTA HOLDINGSの全社人事企画を担当。
石井 祥さま
2005年に旧サイバー・コミュニケーションズに入社。広告営業を約10年間担当したのち、全社横断プロジェクトに携わる。現在はCARTA HOLDINGSにてHRBP業務を担当。
PMI※真っ最中の2社で相反する副業制度課題を融合させ乗り越える。
CARTA HOLDINGSとしては人事制度を統一した今年2022年の1月から副業制度の運用を刷新して、実質副業解禁になっています。そのタイミングでフクスケを導入しました。
経緯としては、VOYAGE GROUPとサイバー・コミュニケーションズ(以下CCI)が経営統合して合併をする中で、CCIはもともと原則的には実質禁止、一方VOYAGE GROUPとしては副業は2018年以前から許可されており、届け出義務もない状態で運用されていました。(望月)
※Post Merger Integration
まったく真逆の制度運用をおこなっている2社だったんですね。制度を刷新する際、どのような方針を検討されましたか?

融合を目指すにあたり、今まで許可していた副業を一律禁止するような従業員配慮にかける制度ではなく、改めて線引きを明確にして申請制度を適切に回し会社と個人双方のリスクを減らしていく方針で制度を刷新、融合をしていくことにしました。(望月)
お伺いする中、通常の副業解禁とはおかれている前提状況が全く異なり、副業禁止と副業制限がない会社が融合するという極めて特殊な前提だったんですね。線引をするのはなかなか大変だったのではないですか?
締め付けるのも良くないし、緩すぎてもよくない絶妙なバランスが必要でした。CCIは当時900名近くの社員がおり、副業解禁にあたっては広告業界特有のオペレーションリスクである競合・競業チェックやキャンペーン情報などの守秘情報を多く扱うためリスクヘッジの必要があり、手放しに副業を受け入れると事故につながるリスクが拡大するため明確なルールが必要でした。
一方、VOYAGE GROUPでは事業が多岐にわたっており、広告事業の競業のチェック方法をそのまま当て込んでしまうと広くなりすぎてしまい事業会社としての強みである自由度が制限されてしまいます。
上記2つのリスクとリターンを考えたうえでの一定の統制が必要だと考えました。(望月)
まさに、副業が一般化する社会でこれから各社で発生する答えがない課題に直面したのですね。その上でフクスケを導入するに至ったきっかけがあれば教えてください。

1つ目はフクスケのリスク診断をつかった社内でのリスク対策の強化です。
副業に関するリスクは様々で社内ですべてをキャッチアップすることも難しいため、従業員からの副業の診断が来た際、どういう点がリスクかを総合的に特定し双方ヘッジする事ができる点が良いところでした。
2つ目にフクスケによる副業コンプライアンス研修です。
自社オリジナルな研修もやりますが、第三者の専門家が作成した研修を受けてもらう事に安心感は非常にありました。
実際に起きている副業事故の事例(リスクインテリジェンス)が入っていないとそもそも分かりにくい領域のため、自身がやらない副業も含めて事故の全容を知る事ができるのでよかったです。特に広告系の副業事故を事前に知る事で、自社に影響しやすいリスクを明確にすることができました。
3つ目は合併前後の繁忙期が続くため、前述の対応や1件1件の反社チェックや運用、教育に対して内部メンバーのリソースを割くよりROIがよいと判断したためです。(望月)
会社の融合最中で様々な課題が副業制度同様に複数箇所で連鎖的に起きやすい中、1つ肩の荷を下ろす事に貢献できましたか?
そうですね、価値観の融合を目指す中で、全体にメリットの高い制度を作ることにお力添え頂けて良かったと思いました。(望月)
CARTA HOLDINGSさんだと利用後10ヶ月で80件を超える副業申請が上がっていますがご自身1人で全てチェックするのは大変ではないですか?
フクスケを利用することで想像以上に手間がかからないのが良かったです。もしフクスケを入れてなければ、なんとなくで許可してしまうリスクもあったのでそこはよかったです。(望月)
フクスケを導入した事で副次効果や、導入前後でのギャップはありましたか?

副業状況を全体把握し、一元管理できる事と、全体の傾向を経営上把握し今後に活かす事がしやすいです。従業員からのトラブルの報告も今の所ないため安心しております。従業員からのネガティブな声も上がってきていません(望月)
政府のモデル就業規則で会社側が制限を認められている制限範囲にそった診断がくるので、安心してチェック項目を精査できています。最終的にはより精度を上げていけると良いと思ってます(石井)
グレーゾーンを判別するときにより利用していけると嬉しいです。現状C診断など会社側と従業員側双方の検討が必要な特殊事例のときは事故情報からより判別がしやすくフォローもいただけるので良いです(望月)
副業での営業機密の持ち出しに関する事故事例など動画で解説いただくものがありわかりやすかったです。(石井)
実際、運用を開始して副業というのは本当にいろんな種類があったりするので、その際により精度高く判断できるような制度運用にしていきたいと思っています。どこのラインまでOKなのか、会社側が逆に禁止しすぎてしまうなどの双方のリスクを軽減していきたいです。(望月)
会社としては何でも副業をOKにするのは事業の特性によって本業リスクや統制の面で難しさがある一方、今後の世の中の流れにおいて従業員の副業・兼業を企業努力として許容・容認していく事が採用や長期的な働きやすさに繋がり、社内外通じてポジティブな意見が増えていく制度にしていきたいと考えています。フクスケさんはそうした社会的な副業状況や社会変化で会社として有るべき姿に資する情報のキャッチアップまでトータルでサポートいただける事を引き続き期待しております。(石井)

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